スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--------(--)
 

やる夫で学ぶクトゥルフ神話第1話「ダーレスへの誤解と偏見」 続きいってみよう!


やる夫で学ぶクトゥルフ神話第1話「ダーレスへの誤解と偏見」



さーて第0話をだいぶ前に記事にしましたが、続きいってみよーか。第1話「ダーレスへの誤解と偏見」だ。例によってコメント気にせず読み進める為に動画からテキストを起こしている。今回は結構長かったので疲れた^^;; まぁ、ゆっくり読んでくれ。尚、句読点や読みがなその他細かい点について記事筆者の独善的解釈により、若干の追加/修正をしている。まぁ動画と見較べてみて貰えればわかるが、原文を損なうほどの修正はしていない。では、いってみようか!

--

第1話「ダーレスへの誤解と偏見」


やらない夫「それじゃぁ解説を始めよう。」

やる夫「オーガスト・ダーレスについてはネットで予習してきたお!」

やらない夫「ほう、じゃあどんな人物か言ってみろ。」

やる夫「ラヴクラフトの死後、勝手に設定を奪って小説を作って共作と言ったり
    邪神をどんどん作って名前をつけたり、宇宙どころか次元が違うレベル
    の存在に地球の四大属性設定をつけたり、邪神を善と悪に分けたりして、
    ラヴクラフトの「よくわからない恐ろしいものが襲ってくる」恐怖を
    無くしちゃったとんでも厨二小説作家だお。(キリッ」

やらない夫「そういうと思ったよ。」

やる夫「その言い方は違うのかお?」

やらない夫「昔っからのラヴクラフティアンやネットから調べている人、
      小説や最近の解説本を読まない人はそう考えることも多い。
      クトゥルフ神話とダーレス神話って区別する人もいるしな。」

※ラヴクラフティアン
 ラヴクラフトファンのこと。
 クトゥルフ神話好きではなくラヴクラフトの作品のみが好き
 という場合もあるかもしれない。

やらない夫「まぁまずダーレスについて説明しよう。」


 オーガスト・ダーレス
 1909年2月24日-1971年7月4日


やらない夫「ダーレスはラヴクラフトと同じく怪奇幻想、ホラー
      などの小説作家だが、探偵小説も書いていたようだな。
      彼はラヴクラフトのことを師匠と慕い、ラヴクラフト
      の死後1939年にドナルド・ワンドレイとともに
      アーカム・ハウスという出版社を設立した。」

やらない夫「とかwikiで見たろ?」

やる夫「ぎくっ」

やらない夫「まぁwikiが駄目というわけではない、
      が、ちゃんと読めよ。最近は善悪設定について
      見直されてるのに。」

やる夫「偏見を持ったらそのままなのがやる夫だお。」

やらない夫「開き直るなよ…じゃあ善悪設定の前に善と悪が何なのかを教えるだろ。」

やらない夫「一般的には悪は旧支配者(Great Old Ones,大いなる古き神々)
      善は旧神(Elder Gods)と呼ばれている。」

やらない夫「旧支配者はクトゥルフなど有名な邪神が含まれていること
      が多い。太古の地球を支配していた存在だ。物質でも
      エネルギーでもない超次元の存在であり、三次元での姿は
      仮の姿だと考えられている。」

やらない夫「旧神は旧支配者と同じレベル(次元)の存在だが善に
      あてはめられるように人間の味方をすることもある。
      旧支配者を打ち倒し、様々な場所に封印したとも
      言われているな。」

やらない夫「これが一般的に知られている
      「ダーレスの考えた善悪設定」だ。」

やらない夫「しかしラヴクラフトの死後に好き勝手加えた設定だ
      と思われがちな旧支配者と旧神だが、これは
      ラヴクラフトが存命中から考えられていたんだ。」

やらない夫「元々ダーレスの初期善悪設定では、善が
      「グレートオールドワンズ」、悪は
      「イービルワンズ」だった。」

やらない夫「ダーレスはそんな善神の設定でマーク・スコラー
      とともに書いた短編小説をラヴクラフトに送った。」


ダーレス<面白い設定書いたなう
ラヴクラフト<いいね!


やらない夫「また、「インマウスの影」で言及されている
      クトゥルフを崇拝している奉仕種族、
      深きものどもの敵対者である「オールドワンズ」
      は旧神のことではないかと考える人もいる。」


ラヴクラフト<ちょっとだけ作品に入れてみたー


やる夫「善悪設定はダーレスが自分勝手にやったどころか
    ラヴクラフトも進んで取り入れてた可能性が高いのかお。」

やらない夫「そういうことだ。次に四大属性についてだな。」


(ここでファイナルファンタジーⅤのBGM(笑))


やる夫「四大属性は地、水、火、風だお。
    物質から何まで地球外な邪神にこんなものを
    当てはめるのはさすがにおかしいお。」

やらない夫「確かにそうだ。しかしダーレスの作品「ハスターの帰還」
      にはこんな文章がある。」

やらない夫「<旧支配者>にはさまざまな名前があり、
      四大霊を超越しているとはいえ四大霊に関する
      かのような、異なったグループにわけられる。
      (暗黒神話大系シリーズ クトゥルフ1
      ハスターの帰還 P139より)」

やらない夫「更にネクロノミコンを除いて殆どの魔道書
      (ネクロノミコンの原本のキタブ=アル・アジフ含む)
      に四大元素の事は書かれていないらしい。」

やらない夫「ダーレスは四大霊と別に、それらしい(仮)の
      グループに分けただけで「地水火風に分けたら
      格好良いからやってみようず」と言ったわけでは
      無いと思われる。」

やる夫「それで四大属性じゃないってのはちょっと無理やりな気もするお。」

やらない夫「クトゥルフ神話はいちいち細かいところ気にしてたら負けだろ。」

やる夫「でもどうしてダーレスはそこまで嫌われるようになったんだお?」

やらない夫「クトゥルフ神話は同じ名前で全然違う存在
      というのがいくつかあるから混乱しやすい。
      誤訳や意訳が多いから間違った伝わり方をして、
      そのまま浸透してしまったんだろう。」

やらない夫「それでも最近はクトゥルフ神話研究家によって
      新しい発見や考えでそういう偏見は減ってるけどな。」

やる夫「やる夫も神話研究家になって神話の秘密を解き明かすお!」

やらない夫「それは自殺行為だろ、神話的に考えて。」

やる夫「そうなのかお?」

やらない夫「ああそうか、やる夫には善悪の強力な存在がいること
      とクトゥルフ神話誕生の歴史は教えたけど神話的存在
      の恐怖に関しては教えてなかったか。」

やらない夫「それじゃあ次回はアザトースなどの強力な存在、
      クトゥルフ神話でよくある物語のパターンについて
      話すとしよう。」

やらない夫「次回「発見調査探索発狂」お楽しみに。」




やらない夫「今回からお勧めの神話書籍を少しづつ
      紹介しようと思う。」

やらない夫「まず最初は青心社の
      暗黒神話大系シリーズ「クトゥルフ」だ。」

クトゥルー〈1〉 (暗黒神話大系シリーズ)クトゥルー〈1〉 (暗黒神話大系シリーズ)
(1988/12)
H.P. ラヴクラフト

商品詳細を見る
書籍紹介のコーナー(笑)


やる夫「暗神(安心)クトゥルフでおなじみ(?)
    初心者でも読みやすい小説文庫本だお。」

やらない夫「様々な作家が書いたメジャーなクトゥルフ神話作品
      が読める。ラヴクラフトの作品を読みたいなら
      「ラヴクラフト全集」が最適だがあちらはやや古い
      本だからか、翻訳が問題なのか、結構読みづらい。
      こちらで神話作品に慣れてから読んだほうが
      いいかもしれない。」

やらない夫「オススメの巻は1,3,4,5,7巻だな。」

やらない夫「一巻はクトゥルーの呼び声、波風の窓、ハスターの帰還
      など名作が多い。個人的オススメは博物館の恐怖だろ。
      昔のB級ホラーっぽいストーリーは映画化しても
      面白そうだ。」

やらない夫「三巻は有名な作品、黄の印がある。
      第二のラヴクラフト的人物ランドルフ・カーターが
      主人公の作品の一つ銀の鍵の門を越えてがあるのも
      いいな。個人的オススメは暗黒のファラオの神殿。
      神話作品の中でもかなり恐怖を感じる小説…だと思う。」

やらない夫「4巻は有名な小説家、クラーク・アシュトン・スミス
      の七つの呪いが入っている。あまりクトゥルフ神話
      っぽくないと思うかもしれないが主人公の
      振り回されっぷりはなかなか面白いだろ。」

やらない夫「五巻は同じくC・A・スミスの魔道士エイボンが
      入っている。エイボンは神話関係の人物の中でも
      かなり有名人なので読んで損はないだろ。」

やらない夫「七巻は凶暴な旧支配者ガタノソアの小説、
      永劫よりが入っている。個人的オススメはイグの呪い。
      神話作品の中でも特に暗い話だ。うp主が
      旧支配者イグが大好きだから薦めてるのもあるけど。」

やらない夫「あと難しいと言ったラヴクラフト全集も1巻と4巻
      は買うべきだろ。1巻はインマウスを覆う影と
      闇に囁くものという絶対に読むべき作品、
      それに死体安置所にてという神話作品じゃない、
      普通のホラー作品も入っているから
      ラヴクラフトの小説を知るのに最適だ。」

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))
(1974/12/13)
H・P・ラヴクラフト

商品詳細を見る
書籍紹介のコーナー(笑)


やらない夫「4巻は中編小説の名作、狂気の山脈にては神話界の
      マスコットキャラ古(いにしえ)のものとショゴスが
      登場する名作。宇宙からの色は読んだ人の誰もが
      傑作と感じるであろう宇宙的恐怖(コズミックホラー)
      の代名詞的作品だろ。」

やらない夫「最後に一つ。」

やらない夫「萌え萌えクトゥルー神話事典だ。」

萌え萌えクトゥルー神話事典萌え萌えクトゥルー神話事典
(2009/10/23)
クトゥルー神話事典制作委員会

商品詳細を見る
書籍紹介の(略


やる夫「」

やらない夫「人前でイッてんじゃねぇ。(ガスッ」

やらない夫「見た目はアレだが情報量はかなりいいだろ。
      ぶっちゃけ今回の説明は殆どこれを写し…
      参考にしたからな。」

やらない夫「情報は殆ど神格種族に限られるが図を用いて
      主従関係や特徴をわかりやすく説明している。
      買って損はないだろ。」

やる夫「萌えに関して何も説明してない時点で損しそうだお。」

やらない夫「それじゃあ今度こそ終わりだ。また次回。」

やる夫「 (萌えは結局ノーコメントかお) 」

--

ダーレスについてまとめ
ラヴクラフトを慕っていたが、会ったことは無いらしい。
善と悪に関してはラヴクラフト存命中に考えられ、
ラヴクラフト自身気に入っていたかもしれない。
四大属性に関しては我々が知る四大霊とは違うが、
それに似たグループ分けができるという設定であり、
決してラヴクラフトらしさを大きく無くしてしまった
わけではない。




関連記事
スポンサーサイト
2012-11-19(Mon)
 

コメントの投稿

非公開コメント


Counter(+90,000)
Profile

ぎゃわ

Author:ぎゃわ

いいよ、信心深いヤツには向かねえ仕事だ。俺は夢ぇ盗まれたからな。取り返しに行かにゃ。実際クラッシックだよ、お前ってやつぁ。

(画像は岡部倫太郎
pixiv 式森(B)氏作)


gyawa
since 1997.11.23

人気記事ランキング
東京国立博物館
NHK時計
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
New Topics
Comment
ITmedia Topics
Archive
Search
QRコード
QR
ブログパーツ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。